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作本与昂(よしたか)氏 デジタルマーケの専門家にお話を伺いました!

作本与昂氏(合同会社LLB代表)を直撃取材!

インターネット、スマートフォンタブレットPCの普及・拡大によって、人々は情報に接触するメディアが変わってきました。これまでは新聞や雑誌、テレビ、ラジオ、交通広告でしたが、それにインターネット広告やデジタルサイネージが加わっています。特にインターネット広告の効果は年々、増加の一途を辿っていると言えるでしょう。それに伴って企業の広告戦略も変化しています。

今回、ご紹介する合同会社LLBの代表、作本与昂(よしたか)氏はインターネット広告、デジタルマーケティングの専門家として活躍されています。

作本与昂氏「インターネット広告も多様化が進んでいる」

作本与昂

インターネット広告はインターネット上のメディア、WEBサイト、FacebookのようなSNS、ブログ、さらには動画、メールの広告枠に自社の商品やサービスなどを掲載したり、配信したりする広告のことです。PCやモバイル機器が普及・拡大し、多くに人々が利用するようになり、広告のターゲティングが既存のテレビや新聞、雑誌よりも優れ、スピーディーに、そして的確にリーチできるインターネット広告の活用は必要不可欠となってきています。

ターゲットの特性で使い分けを!

そのインターネット広告や活用方法も多様化が進んでいます。「メール広告やバナー広告、リスティングだけではありません。アフィリエイト、動画広告などもあります。商材によって、ターゲットの特性によって、使いわけが必要です」(作本与昂氏)。こうしたインターネット広告をいかに運用・管理していくのか。作本与昂氏は「企業の宣伝部担当者が直面している課題。その解決をお手伝いするのが我々の仕事です」と語ります。

LLBが得意なのはGoogleFacebook広告

作本与昂

作本与昂氏が代表を務める合同会社LLB 作本与昂氏が代表を務める合同会社LLBはインターネット広告の取り扱いをメイン業務としています。同社が扱うのはGoogle広告やFacebook、アドネットワークなど様々。また、デジタルマーケティングコンサルティング、通販事業の立ち上げの準備といった業務も手掛けておられます。

運用・管理を行なっているのは「Googleリスティング」「GDN」「Facebook」「Gunosy」「AkaNe」「POPIN」「poets」「i-mobile」「ByteDance (Tik Tok・BuzzVideo)」「SmartNews」「YouTube」といったメディア。中でも「1番得意としている広告はGoogleFacebook関連。単品リピート通販の広告では高い広告効果を上げています」(作本与昂氏)。

作本与昂氏による広告管理や運用のプロセスについて

作本与昂

作本与昂氏はどのように業務を進めているのかを伺いました。作本与昂氏によると、クライアントの顧客のリスト作りサポートから始まり、商品やサービスの広告運用代行、美容通販といった業務を請け負っているそうです。「クライアントの広告運用代行についてはどのメディアにどんな広告を出稿するのかということを決めて、実際に広告を作成し、運用・管理していくという作業を進めています。クライアント月間売上2~3億を達成させています」(作本与昂氏)。

勝ちパターンを蓄積し、テンプレート化

作本与昂氏はリスティング広告で勝ちパターンを蓄積し続けていると言います。作本与昂氏が代表を務める合同会社LLBはこれまでに数百社の広告を扱ってきたことから多くの事例を蓄積してきたそうです。これまでの多くのデータを分析してきた結果を元にして、クライアント企業の広告を作成し、出稿し、成果を出していく、という取り組みを行っておられます。

「例えばリスティング広告では勝ちパターンのテンプレートを持っているので、そのテンプレートに当てはめて出稿していきます。ただ、常に勝てるかといえば、そんなことはありません。勝てない時には要因を徹底に分析していきます」(作本与昂氏)。

勝てない場合の方針修正は

広告は商品の伝え方でユーザーの受け止め方は大きく変化します。作本与昂氏は勝てない場合に修正していくための考え方を解説してくれました。「ユーザーがなぜその商品が必要なのかを考慮して、広告文などを作成し、伝えていくと最終的には利益を確保できるようになるはずです。広告文やLPで気持ちの上げ方が上手くやることが必要ではないでしょうか」(作本与昂氏)。

作本与昂氏が起業した理由などを伺いました

作本与昂

作本与昂氏は合同会社LLBを経営しておられるだけでなく、インターネット広告、そしてデジタルマーケの専門家としても活躍しておられます。その作本与昂氏が起業にたどり着くまでのお話を伺いました。

作本与昂氏は熊本県出身。作本与昂さんが起業を考えたのは「早くに父親を亡くしたことがきっかけの一つ。私は母子家庭で育ったのですが、母親を少しでも楽にしたい。そのためには起業して、大きなビジネスをするしかない」(作本与昂氏)と考えたからだそうです。

作本与昂氏は高校卒業後、熊本から東京へ

作本与昂氏は高校卒業後、東京に上京。「まずはPC1台でなんとか稼ごうと考え、株やFXなど、いろいろなものに挑戦していました。しかし、どれ一つとしてうまくいきませんでした」(作本与昂さん)。

作本与昂氏はある会社に拾われ、この会社の商品広告を担当することになります。「お客さまから商品の広告を任せていただきました。広告費以上に売上を上げていかなければ、赤字というとても厳しく、シビアなことに直面しました。この状況に追い込まれた感じがして、とても付いていけないと感じ、何度も逃げ出したいと思いました(作本与昂氏)。

この状況を乗り越えることができたのは「乗り越えれば独立できるかもしれない。結果を残すしかないと歯を食いしばったからです。もちろん結果を残せました。このことが自分にとって大きな自信となり、独立しました」(作本与昂氏)。

作本与昂氏「起業したばかりの頃は営業で苦しみました」

作本与昂

作本与昂氏は広告代理業、デジタルマーケターとして起業したのですが、その直後は営業活動面では苦労したといいます。「なぜ契約が取れないのかが全くわかりませんでした。何をしてもうまく行かない感じでした。しかし、失敗を繰り返していくうちに少しずつ、問題点が見えてきました。そして、広告主が何を望んでいるのかというニーズがわかってきました」(作本与昂氏)。

自社の営業ではメールDMを活用

作本与昂氏は自社の営業についてはメールDMを活用したそうです。「メールDMを送った際、送信数、返信率、アポイント数、参加率、契約率などなど全て数値にして、どんなタイトルが良いのかなど、相当数のテストを行なった結果、私どもにとって、メールDMは一番効率が良く、反応も悪くなかったという分析結果が出ました。しかし、これはあくまでも私たちの場合です。メールDMが誰にでも良いというわけではありません。各々に合った手段、ケースがあります。クライアントと一緒にどのインターネット広告が良いかを考えていきます」(作本与昂氏)。

作本与昂氏「今後は業務の効率化に尽力」

作本与昂氏に今後の事業展開をお聞かせいただきました。

「より一層売上を伸ばしていくことに注力していくのではなく、今の売上を維持しつつ、もっと効率良くしていくことを目標にしたい。一層売り上げを伸ばすためには仕事の量を増やすことになります。それではやはり忙しくなってしまいます。しかし、それでは仕事だけの人生になります。それで幸せなのか疑問に感じます」(作本与昂氏)。

そうした考えから、売り上げを維持しつつ業務効率化を図る方へとシフトしていくことを今後の目標として掲げておられます。

まとめ

インターネット広告・デジタルマーケの専門家で、合同会社LLBの代表を務める作本与昂氏に仕事やプライベートなどについて伺いました。作本与昂氏は「プライベートな時間を増やすことで人生を豊かにしていきたい、家族との時間も大切にできるようにしていきたい」と語られましたが、インターネット広告に対するニーズは高まる一方です。クライアントのニーズに応えるべく奔走する作本与昂氏はまだまだ多忙な日々が続くかもしれません。

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