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田記正規氏がオーナーの名馬が大井のダートを疾走!

大井のダートをどの馬よりも速く、そして美しい姿で駆け抜けた名馬「ルックスザットキル」、いまも競馬場を疾走する「ドレスドトゥーキル」「ライセンストゥキル」「ルックソーリス」といった「リックスザットキル」の産駒たち。そのオーナーが田記正規氏です。田記正規氏が所有している名馬たちの中でも高い人気を誇り、ファンの記憶にあるのが「ルックスザットキル」でしょう。田記正規オーナーと、田記正規オーナーが所有している競走馬をご紹介しましょう。

田記正規氏が所有していた競走馬といえば「ルックスザットキル」

田記正規

田記正規さんが所有するルックスザットキル

雄大な体から繰り出す群を抜いたスピードでスタートが速く、上がりも速い。直線で後続との差をさらに広げる圧勝劇を演じてみせるというレースでファンを魅了したのが、「大井の貴公子」と呼ばれた名馬「ルックスザットキル」です。

2012年5月5日に生まれた鹿毛の牡馬であり、父名はワイルドキャップエア。ストームキャットというやはり名馬を祖父に持ち、6勝すべてがダート1200mという生粋のスプリンター。2010年、2011年、2013年、2014年、米国フロリダにおける1シーズンの産駒の獲得賞金の合計額による種牡馬の順位で1位というリーディングサイアーに輝いているのです。母名はキャロルズアモア、母父名はトゥパンチ。生産者は米国のキャロル・マッジオ。デビューレースを優勝で飾り、その後も1200m以下の南関重賞を3勝。引退まで国内23戦9勝、獲得総賞金は6580万円。この名馬のオーナーが田記正規さんです。

田記正規さんが魅せられた名馬ルックスザットキル

大井競馬場で2014年9月18日に行われたサラ系2歳新馬レースで1番人気の期待に応え、見事勝利したのがルックスザットキルです。オーナーである田記正規さんが、「息が止まるほどのルックス、素晴らしい体」ということで名付けたといいます。所属厩舎は大井・米田厩舎で調教師は米田英世さん。現役時は早田功駿騎手とのコンビで南関東の短距離重賞において活躍しました。

南関重賞レースで3勝した田記正規さんのルックスザットキル

田記正規

ルックスザットキルは大井競馬場で活躍した

ルックスザットキルが重賞レースで初優勝を挙げたのは2015年6月23日、大井競馬場で開催された「優駿スプリント」。出走馬全16頭の1番人気。優勝タイムは1:11.9でした。その後も「習志野きらっとスプリント」、そして「アフター5スター賞」と1200m以下の重賞で勝利を挙げます。「ルックスザットキル」の戦績は国内で23戦9勝、獲得総賞金は6580万円。現在は浦河町イーストスタッド種牡馬となっています。

ルックスザットキルの出走レース戦績

  • 2014/09/18 大井 サラ系2歳新馬 1着
  • 2014/10/02 大井 つばめ特別 1着

  • 2014/10/20 大井 港区特別 6着

  • 2014/11/12 大井 ハイセイコー記念 14着

  • 2014/12/30 大井 たんちょう特別 5着

  • 2015/01/22 大井 特選 1着

  • 2015/02/25 大井 菜の花特別 1着

  • 2015/04/10 大井 マーガレット特別 1着

  • 2015/06/01 大井 優駿スプリントTr 9着

  • 2015/06/23 大井 優駿スプリント 1着

  • 2015/07/20 船橋 習志野きらっとスプリント 1着

  • 2015/08/26 大井 アフター5スター賞6着

  • 2015/09/30 大井 東京盃(中央交流)11着

  • 2015/12/24 園田 兵庫ゴールドT(中央交流) 10着

  • 2016/01/20 船橋 船橋記念 10着

  • 2016/04/06 大井 東京スプリント(中央交流)5着

  • 2016/05/17 大井 ゆりかもめオープン 1着

  • 2016/07/20 船橋 習志野きらっとスプリント 10着

  • 2016/08/31 大井 アフター5スター賞  1着

  • 2016/09/22 大井 東京盃(中央交流) 13着

  • 2016/11/15 大井 インタラクションC    2着

  • 2016/12/11 中山 カペラS 16着

  • 2017/03/24 大井 弥生賞 中止

田記正規さん所有「ルックスザットキル」の初年度産駒が2頭同時にデビューした2021年

田記正規

田記正規さんのルックスライクユー

名馬「ルックスザットキル」初年度産駒「ルックスライクユー」はデビューから4戦、安定した走りで高い評価を得ています。父はルックスザットキル、母はスターレット、2019年4月4日に誕生しました。生産者は谷川牧場、産地は浦河町。調教師は大井競馬場の米田厩舎、米田英世さんです。

「ルックスライクユー」はこれまでに安藤洋一さんの騎乗で4レースに出走しています。安藤洋一さんは「アンカツ」と呼ばれて地方競馬中央競馬で大活躍した人気ジョッキーで、現在は評論家である安藤勝己さんの甥です。

「ルックスライクユー」のデビュー戦は2021年11月19日の大井6レースの2歳新馬戦。このレースは「ルックスザットキル」産駒の「ルックスライクユー」のほか、同じく「ルックスザットキル」産駒の「ルックスソーリス」が出走したことで注目されました。

父ルックスザットキルにそっくりなルックスライクユー

田記正規

ルックスザットキルに似ているというルックスライクユー

ルックスライクユーについて、フリーアナウンサーの高橋華代子さんのインタビューで米田調教師は次のように語っていらっしゃいます。

「ルックスの初年度は牧場さんで全部見せて頂きましたが、この仔が一番お父さんに似ていますね。お父さんを一回り小さくした感じです。お父さんは性格も堂々とした馬でしたが、この仔も落ち着きがあって、そういう部分も父親譲りだなぁと思います。お父さんはスピードが素晴らしい馬でしたが、この仔は器用さがある分、距離の融通もきくように思っています。新馬戦は状態も良かったですし、ワクワクした気持ちで臨みましたが、結果的には相手が悪かったですね。一度使って、さらに馬も良くなっていますし、これから活躍できるような馬になって欲しいです」。

高橋華代子の南関東競馬ブログ 南関魂
「ルックスザットキルの仔たちがデビューしました!」

ルックスライクユーの出走レース戦績

田記正規さんの「ルックスライクユー」と「ルックスソーリス」

田記正規

ルックスソーリスもまた田記正規さんがオーナー

「ルックスソーリス」は鹿毛牝馬で、2019年5月20日に生まれました。母は「テイタニアビコー」で、テイタニアビコーの父は名馬「ノーザンテースト」です。生産牧場はオギオギ牧場で、所属厩舎は大井・赤嶺厩舎。調教師は赤嶺亮さんです。

「ルックスソーリス」は同じ「ルックスザットキル」の仔、「ルックスライクユー」とともに2021年11月19日、大井競馬場サラ系2歳新馬戦がデビュー戦となりました。このレースでは2番人気。ジョッキーは「ルックスザットキル」の騎乗でお馴染みの早田功駿さんでした。「ルックスザットキル」との名コンビだった早田功駿さんの騎乗する姿を見て、感慨深く思ったファンもいらっしゃったのではないでしょうか。

一方、「ルックスライクユー」は安藤洋一騎手の騎乗で4番人気。この日、「ルックスライクユー」は2着、「ルックスソーリス」は3着でゴールしました。

ルックスライクユーはその後、2022年6月30日の第2レース、サラ系3歳で初勝利を挙げています。一方、ルックスソーリス2022年11月16日、大井競馬場における門別グランシャリオ賞C1五六で2着。現在まで12レースに出走して、1勝を挙げています。

ルックスソーリスの出走レース戦績

  • 2021/11/19 大井 サラ系2歳 3着
  • 2021/12/08 大井 サラ系2歳 2着
  • 2021/12/29 大井 楽天競馬賞 6着
  • 2022/01/28 大井 サラ系3歳 2着
  • 2022/03/09 大井 サラ系3歳 3着
  • 2022/04/21 大井 サラ系3歳 13着
  • 2022/07/29 大井 サラ系3歳 3着
  • 2022/08/19 大井 サラ系3歳 8着
  • 2022/09/23 大井 サラ系3歳 1着
  • 2022/10/05 大井 チャールストン賞 C1五六 3着
  • 2022/10/31 大井 うさぎ座特別 C1C2 10着
  • 2022/11/16 大井 門別グランシャリオ賞 C1五六 2着

田記正規さん所有の競走馬はそのほかに?

田記正規さんは過去にも中央競馬を出走していた「アニマルインミー」「ソーシック」、地方競馬で出走していた「イレイズザスレート」などを所有していました。現在、登録されている中央競馬登録の「ラックスアットゼア」、地方競馬を出走している登録馬の「ルックスソーリス」「タイムトゥキル」「ドレスドトゥーキル」「ライセンストゥーキル」など。中でもやはり「ルックスザットキル」産駒の活躍に期待したいですね。